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それはもう限界に近い、いや超えているのかもしれないとさえ思うほどの私の苦痛は、私かどうにかできるものなのだろうか
何かに頼り縋り今まで生きていたこと、やはり意味はないのだろうか
現実よりもずっと夢に近いような私の音は誰が拾ってくれるのか
私が拾われたことを私は認めることが出来るのか分からない
何年も同じことを考えているが私は人が全ての人が愛されているようでそれが私とは遠い世界なことに思えて仕方がない
抱きしめてもらえれば治る訳でもないこれは明日もつなげるだろうか
私が決めなくてはならないことなどとうにわかっているようで
悲しいなんてもう思わなくなってしまいたい
私の全てが間違えているようで仕方がない
悲しい悲しい私は悲しいまま生きていくなんて絶対に嫌なのに
私のこれは泣き言なのだろうか戯言でしかないのだろうか夢の話をしているのか私はずっと
愛される人になりたかった愛されたままでいたかった
ただひとつの愛などもういらず そう思う自分さえ愛せず 蹲るように弾いて弾いて
もう思い出すことも無意味なことなど理解はしていて心だけ認めず愛して愛して
日々を抱きしめても明日だけは愛することも出来ず生きていくのは愚かなのだろうが 愚かだから人が消えていくのだろうか
これはやはり夢なのだろうか 悲しいばかりが現実なのだろうか
とてつもなく綺麗なものは私の世界になくそれだけではなく私の外の世界にも起きていることのようなのにそれは見えず私は
私は大切なものを捨てながら生きていくのか